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渡辺仁の住宅と建築

  • sumaiinterior
  • 2017年3月1日
  • 読了時間: 1分

彼は、1887年に東京に生まれ、1912年には、東京帝国大学建築学科を卒業した。卒業後、父の意向で鉄道院に勤め、その後逓信省に入省し、1920年には、父の死去も転機になって逓信省を退職して、「渡辺仁建築工務所」を設立して、独立を果たした。現存する建物で、最も古い作品は、神奈川県横浜市に完成した「ホテルニューグランド」(下の写真)である。この建物は、クラッシク・ホテルを代表する建物である。

戦後、マッカーサー元帥やチャーリー・チャップリン、ベーブ・ルースをはじめ、多くの著名人が宿泊したホテルで有名でもある。

1932年には、東京都中央区銀座に「服部時計店」のビル(下の写真)を完成させた。

この建物は、交差点という立地条件を生かして緩やかな曲面のファサードを持つネオ・ルネサンス様式であり、古典主義の3層構成の美学にのっとった形式と威厳のある外観の建物に仕上がっている。現在は、「和光」ビルとして使用されている。

 
 
 

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