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遠藤新の建築と住宅

  • sumaiinterior
  • 2017年3月6日
  • 読了時間: 1分

今回は、フランク・ロイド・ライトの弟子である遠藤新の建築を紹介します。

彼は、1889年に福島県宇多郡福田村に生まれ、1914年に東京帝国大学建築学科を卒業して、明治神宮造営局に奉職した。

1917年に、「帝国ホテル」の支配人林愛作を介して、「帝国ホテル」建設のために来日していたフランク・ロイド・ライトに会い、「帝国ホテル」の建設に従事するために渡米して、タリアセンで図面の作成に従事した。 1918年に帰国して、1919年から「帝国ホテル」の工事に着手した。工事の途中で、建設費用がかかり過ぎることや、林愛作の辞任によってライトは解雇されて帰国の途につき、再び日本の地を踏むことはなかった。そのために、遠藤らのライトの弟子達で、1923年に「帝国ホテル」(下の写真)を完成させた。

1923年の「帝国ホテル」完成披露の日に関東大震災に見舞われて。

彼は、その後震災の復旧・復興に力を注いで、賛育会産院・乳児院、銀座ホテルなどのバラック建築を手掛けた。

1922年東京都西池袋に、フランク・ロイド・ライトと共作「自由学園明日館」(下の写真)が完成した。

彼は、ライトの残した図面を基に、実施設計を起こして、作品を完成させ、その後は、ライトの影響を自分のものとして、建築・住宅を設計していった。

 
 
 

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