池辺陽の住宅
- 池辺陽の住宅
- 2017年3月1日
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彼は、1920年に韓国・釜山に生まれ、1940年に東京帝国大学工学部建築学科入学し、1942年に卒業、同年東京帝国大学大学院に進む。 1944年に坂倉建築研究所に入所し、1946年に東京大学第二工学部講師に就任。 1947年には、新日本建築家集団(NAU)の創立に参加。 1948年には、新制作協会建築部(現スペースデザイン部)の創立に参加。 1949年に、東京大学第二工学部助教授に就任。 1950年に、自身の設計活動の場として、「財団法人建設工学研究会」の理事に就任した。
1950年には、「立体最小限住宅№3」(下の写真)を発表した。

1960年代のこの時期、彼は、新しい建築材料としてアルミを住宅建築に使用した建築を試みている。この住宅もそのうちのひとつである。このアルミ素材の使用の試みは、鹿児島県内之浦宇宙空間観測所にあるロケット打ち上げ組立工場の外壁に使用している。(下の写真)

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