石山修武の住宅と建築
- sumaiinterior
- 2017年3月5日
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石山修武は、1944年に岡山県に生まれ、1966年に、早稲田大学理工学部建築学科を卒業し、その後、早稲田大学大学院建設工学科に進み、1968年に修士課程を修了した。1968年に、自らの設計事務所を開設した。
1975年には、愛知県の北東部の山中にクライアントである榎本の別荘「幻庵」(下の写真)を完成させた。クライアントの榎本とは、「川合邸」に通っているときに知り合ったようである

この建物は、愛知県・豊橋市に造られた「川合健二」の自邸「川合邸」(下の写真)に影響を受けて造られた。「川合健二」とは、「丹下健三」が設計した建物の「設備設計」を担当して活躍したエンジニアである。このドラム缶のような家は、自給自足の生活を送るために造られた。

この「川合邸」は、1965年の暮れに完成し、土木用建材のコルゲートチューブを世界で初めて他の用途に転用して造られた稀有な建物である。しかし、基礎がないので、建築基準法適用外と言われた様で、であれば建物の扱いで無くなるのか。石山は、ここに10年近く通ったようである。
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