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菊竹清訓の自邸

  • sumaiinterior
  • 2014年3月22日
  • 読了時間: 2分

菊竹清訓は、日本では有名な建築家で、1960年代頃から活躍してきた。1958年建てた、自邸は「スカイハウス」を呼ばれ非常に有名な建築のひとつである。

この自宅の画期的なところは、正方形の各辺の中央に位置する壁柱で持ち上げているところにあり、屋根は、寄棟でHPシェル構造を採用している。

建築当初は、3階にすべての生活があったが、1962年に子供が生まれ手狭になり”子供室のム―ブネット”吊下げ、1階を増築して使用したが、生活の変化と共に、1967年に1階を増築し生活が1階で、1972年には、2階を増築、1977年には、2階と3階を改装、1985年に増改築をして繰り返した。

これは、後に黒川紀章らと提唱した”メタボリズム”の実験であり、実践ではないかと思う。

ここまで、残っている自邸も珍しいと思うと同時に、建物は、生き物同様に成長していくことが出来ることを証明している。

内部においては、建築当初も、現在も仕切壁が無く、四周が廊下になっている。

廊下部分にキッチン、浴室、収納等があって、交換可能な状態に取り付けられていて、増改築によって無くなったりしている。

その廊下と部屋の仕切にサッシがあり、廊下に出ると雨戸を開けると開放され、外部を見れるが、周辺の環境の変化で、高層マンションが立林して、常時雨戸が閉められているようです。

駐車場の仕切等によって、当初の”スカイハウス”のイメージは無くなっている。

 
 
 

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